親知らず。

なな

2010年11月24日 22:47

そう。あの忌々しい親知らずを今日抜いてきました。

昨日の夜から人知れずソワソワ・・・。




『麻酔するから痛くないよ。大丈夫。抜歯なんて出産に比べたら屁のようなもんだよ。』



『ペンチで抜くんだぜ。痛みは無いけど、ゴリゴリ音が骨につたわるんだぜ!へ!!』



『一瞬よ!ほんの一瞬。音がしたってほんの一瞬よ!

何より麻酔するんだもの!怖がることは無いわ!何より小さいのよ。』




『お前。小学生の時に歯を抜いた感覚を忘れたのか。

ゴリゴリベキベキ言っただろ。怖いぞー。もしかしたら卒倒しちまうかもしれねーぞー。』





そんな自分の中の親知ら'Sと闘いながら朝を迎えて、一路歯医者へ。

こんな歳になって親知らずを怖がるなんて大人げないので、冷静に診察台へ。

優しい衛生士さんに注意など(酒を飲まないなど)聞いて、いよいそよ先生登場です。

緊張はMAXになり、それと同時に麻酔で動悸もMAX。

一瞬つばのやりどころに困り、変な声を出してしまい、衛生士さんに

『大丈夫ですか?』といわれる。



(いかんいかん。ビビってると思われてる。)


『全然大丈夫です』

(しまった!!無意味に全然を付けてしまった事で

逆にビビり加減が露呈してしまった!)


その後麻酔終わりに、少々お待ち下さいと起こされ、失敗を取り戻すべく、居眠りしてみました。

しかし不覚にも、うがい中の手が若干震えてしまったので、名誉挽回ならず。

そんな中、先生が見た事もない器具を持って登場。

『はーい。では抜いていきますねー。なるべくメスは使わないでいこうと思ってますんで。』


・・・・・は??

ちょっとメスって何よ。

あわよくばメス使うなんて聞いてないぜ!




そんな中作業開始。

ぐっっぐっ。

『はい抜けましたー』





早!!

全然音もしなかった!

3秒で抜けた!!!





びっくりしすぎて、



『へ?』

って声が出ました。



昨日までの私の緊張はなんだったんだろうか・・・。



衛生士さんに



『歯持って帰りますか?』



って言われたので



ハイ!!!

って元気よく答えてきました。



明日空高く屋根へブン投げる予定です。